自分がやっているのは、基本的に箱罠だ、罠専門のお店で買えば5万~。また今はやっていないがくくり罠も時々かける。くくり罠は設置は楽だが、かかった後の止め刺しが危ない。基本的に鼻くくりで鼻をくくって引っ張り、イノシシの動きを止める。足の一か所だけが罠にかかっておりワイヤーに余裕がある分自由に動ける。近づき過ぎるとやられてしまうし、ワイヤーが外れたり足が切れたりするので常にどのように逃げるかを想定しながら近づく。鼻をくくるまでは安心できない。
これに比べて箱罠は安全だ。イノシシの生態に慣れるまでは箱罠を勧めたい。罠にかかったイノシシがいかに狂暴になるか、よく知ってからくくり罠を併用した方がよい。
次にかかったイノシシを殺すわけだが、この止め刺しは自作した電気止め刺し器を使っている。塩ビパイプの先にステンレスの細いボルトを付けて鋭く研ぎ、電線を3mほどつなぐ。バッテリーは車のバッテリー上がりの時に使うジャンプスターターを購入しスマホの充電コードで充電する。そしてDC/ACインバータを使い片方を矢に、もう片方をワニぐちクリップにつないぐ。

箱罠の場合ワニぐちクリップを罠の端に噛ませ、矢で突く。よく通電すれば30秒ぐらいで絶命する。通電が足らないときは水をかけイノシシの足裏が濡れるようにする。罠にかかった喜びと、殺すときのなんも言えない気持ち・・・これが交錯する。この瞬間は何回やっても気持ち良いものではない。初めのころは心穏やかでないが、数をこなすうちに段々と治まってくる。
イノシシ駆除で殺すだけならこれで足りるが、肉を持って帰るとなるともうひと手間血抜きの作業が入る。完全に心臓が止まる前に電気を止め槍で喉元を刺し放血させる。通電時間はだいたい数秒。これが結構難しい。矢を刺した瞬間イノシシがどう動いて倒れるか予測するのが難しいので慣れが必要だ。また喉元の頸動脈を刺して切るのだが、どこにどの位深く刺すかは口では説明がしづらいが刺したところから血が勢いよく吹き出せば成功だ。
ちなみに血抜きに使ってる槍は刺身包丁を竹に付けて自作した。
最後に箱罠の設置場所はなるべく車まで近く、車より高い位置に設置するのが運び出しが楽になる。イノシシがよく通る獣道の近くか水場周辺がよい。最初のうちはいろいろ場所を変えてみて自分なりの設置の基準を考えればよい。自分の感覚だと一か月に一頭かかる場所は良い場所だと思う。また寄せ餌は基本米ぬかだけだ。いろいろ試してみたが安価に手軽に手に入る米ぬかでも十分捕獲できる。しかし20度以上の気温になるとカビが出るので撒きすぎないように。


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